リモートワークなどで会社に出社する必要がないエンジニアは、
自宅に仕事環境を整えて、普段は自宅で仕事をしている方が多いと思います。
反面、そんなエンジニアでも、
「たまには自宅以外で仕事したい。」
「カフェでゆったり仕事をしてみたい。」
と思うことも、よくありますよね。
この記事は、エンジニアでこんな悩みを持つ人におすすめです。
- いつもは家で仕事をしているけど、好きな場所で仕事ができるなら、カフェでも仕事をしてみたい。
- カフェでエンジニアの仕事をしてみたいけど、本当に仕事に集中できるか不安。
- カフェで仕事している人は、どんな工夫をしているのか知りたい。
- カフェで仕事をする場合の、メリット・デメリットを知りたい。
※ここでの「仕事」とは、「カフェの店員として働く」という意味ではなく、
「エンジニアとしてのITの仕事を、カフェの席を利用して行う」という意味です。
仕事の作業内容によっては、
自宅よりもカフェのほうがはかどる場合も多いです。
この記事では、カフェで仕事をするメリット・デメリットを紹介します。
また、カフェで効率よく快適に作業するために、
持っていると便利なアイテムについてもまとめています。
興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
エンジニアがカフェで仕事をするメリット
エンジニアがカフェで仕事をするメリットは、3つあります。
- カフェは集中できる環境が揃っている。
- おいしいコーヒーやドリンクが飲める。
- 軽食を頼むことができる。
順番にみていきましょう。
カフェは集中できる環境が揃っている。
カフェで集中できる環境が整っています。
その理由は、次のような状態が揃っているからです。
- 家だとネットサーフィンしてしまうことがある人でも、カフェでは周りの目があるため、無意識にネットサーフィンをしてしまうことが少なくなる。
- 自宅以外の環境のため、眠くなりにくくなる。
- 制限時間があるため、それまでにタスクを完了させようという気持ちが働いて、集中できる。
- 適度な雑音があるため、無音よりもむしろ集中できる。
- カフェの費用がかかるため、カフェ代の元を取ろうという気持ちが無意識に働いて、集中できる。
- 家だと漫画やゲーム、テレビなどの誘惑があるが、カフェにはそのような誘惑がないため、仕事に集中できる。
このなかで、一つでも自分に当てはまるものがあると思ったら、一度カフェで仕事をしてみる価値はあります。
おいしいコーヒーやドリンクが飲める。
おいしいコーヒーやドリンクを楽しみながら仕事ができることは、
カフェで仕事をする一番の醍醐味と言えるでしょう。
カフェインの摂りすぎには注意が必要ですが、
コーヒーでカフェインを摂取することで、
目や覚めて頭が冴え、仕事に集中しやすくなります。
軽食を頼むことができる。
お腹が空いたときに、気軽に軽食を注文することができます。
費用はかかりますが、お店なので注文すれば店員さんが用意してくれます。
わざわざ自分で食事を用意したり片付けたりする必要がなく、その分仕事に集中できます。
空腹で仕事に集中できないことがあっても、軽食を摂れば作業を続けることができます。
ただし、満腹になるまで食べてしまうと集中力が低下するので、食事量はほどほどに抑えておくのが良いです。
カフェで仕事をするデメリット
カフェで仕事をするデメリットもあるので、こちらについてもみていきましょう。
- 曜日や時間帯によって混雑する。
- 費用がかかる。
- 自分に合ったカフェを見つける必要がある。
1つずつ解説します。
曜日や時間帯によって混雑する。
お店によっては、昼、夜の時間帯に混雑のピークを迎えます。
よく満席になるお店の場合は、1店舗だけでの長時間の仕事には向かないでしょう。
混雑時は別の店舗に移動するか、食事メニューを注文するなど、
お店や他のお客さんへの配慮を忘れないようにしたいですね。
費用がかかる。
当然ですが、ドリンク代や食事代の費用がかかります。
少なくとも1日500円前後、4時間以上など長時間にわたり居座る場合は、
1日1000~2000円は覚悟しましょう。
ついでにカフェで食事を取る場合は、さらに高くなります。
長時間居座ることを許容してくれるお店もありますが、
混雑時には、他のお客さんに席を譲るなど、
最低限迷惑をかけないように配慮する必要があります。
フリーランスの場合はカフェ代が経費にできる場合があるので、レシートや領収書は忘れずにもらっておきましょう。
自分に合ったカフェを見つける必要がある。
カフェで仕事をする上で、自分が仕事に集中できるかどうかは、
実際にそのお店に足を運んでみて、一度仕事をしてみないとわかりません。
カフェの環境はお店によってちがいますし、お店の環境に合うかどうかも人それぞれです。
Webで口コミやレビューを頼りにカフェを見つけて、実際にそのお店で仕事をしてみると、
「BGMが想像以上に大きい」
「冷房が強くて寒い」
「イスが硬くて腰が痛くなる」
など、思うように集中できないこともあります。
「このお店は自分には合わない」と感じることもあるでしょう。
仕事に集中できるカフェを見つけるまで、いくつかの店舗をまわってみることをおすすめします。
カフェで仕事をするときにあると便利なアイテム
カフェに持ち込むと便利なアイテムをいくつか紹介します。
- ノートパソコンの充電器
- モバイルバッテリー(ノートパソコン用)
- ワイヤレスマウス
- モバイルディスプレイ
- iPad
- テザリング可能なスマホ、ポケットWi-Fi
- 耳栓、ノイズキャンセリング機能つきイヤホン
これから紹介するアイテムを揃えておけば、カフェだけでなく、コワーキングスペースなどで仕事をするときも活躍します。
天気が良い日に、公園のベンチでも仕事ができるかもしれませんね。
ノートパソコンの充電器
カフェに電源付きの席がある場合は、ノートパソコンの充電器があると、自宅と同じように安心して仕事ができます。
急速充電器を持っていると、充電が速く完了するので便利です。
ただ、通常の充電器でもそれほど問題ありません。
モバイルバッテリー(ノートパソコン用)
電源付きの席を用意しているカフェでも、すべての席に電源があるわけではありません。
電源付きの席は人気なことが多く、空いていないこともあります。
長時間仕事をする場合は、ノートパソコンのバッテリー対策は必須です。
モバイルバッテリーを持っていると、電源付きの席を確保できなくても安心して長時間仕事ができます。
もしモバイルバッテリー持っていない場合は、カフェに行く前にノートパソコンをしっかり充電しておきましょう。
ワイヤレスマウス
仕事にマウスが必要な方は、マウスも持ち歩きましょう。
ワイヤレスや Bluetooth のマウスのほうが、かさばらないのでおすすめです。
電池切れにならないように、カフェに行く前にマウスの電池残量や充電も気にしておきましょう。
モバイルディスプレイ
普段自宅でサブモニターを使っている場合は、モバイルディスプレイがあると重宝します。
サブモニターを使うことで、仕事効率は非常に上がります。
大きいサブモニターを持ち運ぶのは無理でも、ノートパソコンと同じくらいの大きさのモニターなら持ち運べます。
ノートパソコンとモニターが DisplayPort や Thunderbolt に対応している場合は、モニターの電源がなくてもケーブルだけで画面に映すことができます。
対応しているかを確かめたいときは、製品の公式サイトなどを確認しましょう。
HDMIで接続する場合は、モバイルディスプレイにも電源を接続する必要があります。
またカフェの机の広さによっては、ノートパソコンとモバイルディスプレイを並べて置けない場合もあるので、注意が必要です。
iPad
Kindleや参考サイトを開くときに、あると便利です。
Macのサブモニター(モバイルディスプレイ代わり)としても機能するため、持っていると重宝します。
テザリング可能なスマホ、ポケットWi-Fi
電源があってもWi-Fiがないカフェもありますし、電源もWi-Fiもないカフェもあります。
また、Wi-Fiを設置してくれているお店でも、1時間ごとにWi-Fiを繋ぎ直さないといけないようにしていることも多いです。
仕事にインターネット環境が必要な場合や、1時間ごとの接続設定が嫌な場合は、テザリング可能なスマホかポケットWi-Fiを持っていると安心です。
耳栓、ノイズキャンセリング機能つきイヤホン
店内の雑音が気になる場合には、耳栓やイヤホンや使いましょう。
周囲の音が少し気にならなくなり、仕事に集中できるようになります。
耳栓でも音が気になる場合は、別のお店を探すことも考えましょう。
まとめ
エンジニアがカフェで仕事をするメリット・デメリット、カフェで仕事をするときに持っていると便利なアイテムについて紹介しました。
自宅では集中できなくても、カフェには仕事に集中できる環境が整っています。
仕事に集中しやすいことだけでなく、カフェのコーヒーや食事を楽しみながら仕事ができるのも、エンジニアがカフェで仕事する魅力と言えます。
お店や曜日、時間帯によって、カフェでの仕事の集中のしやすさが変わることもあります。一度は足を運んで実際にお店で仕事をしてみて、自分に合っているか確かめるのがおすすめです。
また、充電器やモバイルディスプレイなどを持っていくと、カフェでも快適に仕事ができるようになります。
今回の記事は、以上になります。
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