こんにちは、shibaworkです
今回は、生命保険のお話です。
僕は社会人1年目から、親に勧められて生命保険に入っていました。
(もちろん当時は独身でした)
「保険ってなんのために入るんだろう?」
そう思いながら、言われるがままに契約し、
最初のうちは、勧めてくれた親が保険料を払ってくれていましたが
「働いているんだから、そろそろ自分で払いなさい」と言われ
その後はすぐに自分で支払いをするようになりました。
当時は、お金や保険の知識なんて、何もない状態だったので、
あまり疑うことなく加入し続けていました。
僕と同じように、生命保険に加入している方って、結構いるんじゃないでしょうか?
その後、僕はお金や節約の勉強を始めてから
ようやく、生命保険が不要であることに気がつきました。
親には生命保険を解約することを伝え、かなり反対されましたが
自分で決めたことだと伝え、反対を押し切って解約しました。
今回は、生命保険(特に独身の場合)は不要であることと
その理由について解説していこうと思います。
生命保険が不要である理由とは
保険に入る意味を理解できているか?
そもそも生命保険とは、何のために加入するものでしょうか?
このことについて、ちゃんと説明できる人って多くないと思います。
僕もそうでしたし、今でもちゃんと説明できる自信はありません。
生命保険は、簡単にいうと、万が一に
- 自分が事故などで怪我をしてしまったとき
- 自分が病気になってしまったとき
- 自分が死んでしまったとき
保険会社からお金が支払われるものです。
要は、自分が働けなくなってしまったときに
お金(給料)が入ってこなくなる状態に備えるものです。
しかし、万が一怪我や病気になってしまった場合でも
働いている人であれば、医療保険に加入しているため
日本人であればほとんどの場合、医療費に困ることはありません。
医療費が高額になる場合でも、『高額療養費制度』という制度があるため
この制度を使うと、自己負担額はざっくり月額8万円くらいが上限となります。
ここまで高額な医療費が必要になる状況は、若いうちではかなり稀です。
なので、たいていの事故や軽い病気によって、医療費で困ることはありません。
こんな稀なことに備えるために、
毎月何千円もの保険料を支払い続ける必要があるでしょうか?
日本の医療保険制度によって、僕たちは元々しっかり守られているし
元々保険料も給料から天引きされています。
過剰に民間保険に保険料を支払う必要はないと思います。
そんなことをするくらいなら
保険料の支払いに当てるはずだった金額を
積み立ての投資(あるいは貯金)などに回した方が、ずっと将来の役に立ちますし
その積み立て自体が、万が一の病気や怪我のための備えにもなります。
保険に入れば健康でいられるわけではない
保険に加入するだけで、『謎の安心感』が生まれてしまうことがよくあります。
実は、僕自身がそうでした(笑)
よくわからないものに対して、生命保険に加入しているだけで
『とりあえず備えがある』ような気がしていました。
しかし当然、『保険に入っているから、多少不健康でも大丈夫』
なんてことが、通用するはずがありません。
病気になったとき、健康がお金で買えるわけではありません。
自分の体の健康維持・疾病予防は、
自分の良い生活習慣(運動・食事・睡眠など)でしか実現できません。
そもそも、ちゃんと健康に気をつけた生活習慣ができていれば
そう簡単に生活習慣病にはなりません。
生活習慣病の予防を生命保険で補うことなど、当然不可能です。
やっていることが相反するし、方向性が全く違いますよね。
健康に気を使うことは
本当に健康でいられるだけではなく、医療費などの余計なお金もかからないし
休むことなく仕事で稼ぐことができるので
実は、本当にすごく節約になります。
守るべき家族がいる場合のみ、掛け捨て型に加入する
生命保険には、『貯蓄型』と『掛け捨て型』があります。
『貯蓄型』は、一定期間加入していると、
保険金が少しだけ上乗せされた状態で返ってきます。
しかし、上乗せされる金額は大した金額ではないため、
自分で積み立て投資をしたほうが、ずっと大きなお金になる可能性が高いです。
『掛け捨て型』は、文字通り返金されませんが
保険料は貯蓄型より安い傾向にあります。
自分が万が一働けなくなったとき、
困るのは自分だけならあまり問題は大きくありませんが
子供や扶養家族(主婦の妻、働けなくなった高齢の親など)など、
路頭に迷う家族がいる場合はそうではありません。
こういった場合に備えておくため、
掛け捨て型の生命保険で、保険料が安いものに加入しておくことが良いと思います。
既に生命保険に加入してしまっている場合、解約しないほうがいいか?
独身者や、結婚していても共働きの状態で
自分が働けなくなっても路頭に迷う家族がいない場合は、
加入済の生命保険をすぐに解約するべきだと僕は思っています。
貯蓄型の生命保険であっても、
加入した時点で損をしている状態といっても過言ではありません。
すぐに解約して、来月からは積み立てに回すことをオススメします。
さいごに
生命保険の必要性については、賛否両論あると思います。
あくまで僕の意見を書かせていただきました。
参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
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